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マイルの価値が下落。必要マイル数、増加の傾向。マイレージ。ユナイテッド航空、デルタ航空など。

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すでに2013年11月に発表されていますが、 ユナイテッド航空は、特典航空券の必要マイル数を 2014年2月1日予約分から、大幅にアップします。 マイレージプラス利用者にとっては改悪です。 例えば、日本の国内線(全日空)のエコノミー席を利用する場合。 現在は、片道6000マイル、往復12000マイルですが、 2月1日予約分からは、 片道10000マイル、往復20000マイルとなります。 一気に70%近いアップです。 スターアライアンス特典で日本ーハワイの エコノミークラスは、往復45000マイルから50000マイル。 ビジネスクラスは、往復65000マイルから100000マイル。 ファーストクラスは、往復95000マイルから160000マイル。 マイル数が据え置き、減少している路線も あることはありますが、ほとんどが増加。 特に長距離路線のビジネス・ファーストクラスの 必要マイル数アップが目立ちます。 これまで、マイルの使い途として一番お得なのは、 まさに長距離路線のビジネス・ファーストクラスの 利用だったのですが、これが狙い撃ちされたようです。 かなりマイルの価値が下がっています。 特典航空券の有効期限は発券から1年。 なので、2014年1月末に予約・発券すれば、 2015年1月末までの特典旅行が可能。 すでに必要マイル数が貯まっている方は、 2014年1月末までに予約しておいた方がお得ですね。 ○個人的には、一番良く使っている  日本ーヨーロッパのエコノミークラスが9万マイルで  据え置かれたのが助かりました。(2013年夏に利用)  同区間のビジネスクラスは、12万マイルが15万マイル。  こちらも2013年夏に片道利用したのですが、  今後、利用しづらくなりました。 2014年2月1日以降の特典チャートなどについては、(英語) https://www.united.com/web/en-US/content/news/United-Award-Chart-02-01-14.pdf ○エコノミーのマイルの価値、ビジネス・ファーストでのマイルの価値  (繁忙期・閑散期、搭乗区間によっても違うが)  アメリカでは、ビジネスクラス(へのアップグレード)の価値は1マイル=5セント、  エコノミーは1セント~1.4セントとされている。 ○デルタ航空も2014年2月1日以降、  アメリカ大陸内のファーストクラス、  ハワイ便などの特典航空券の必要マイル数をアップ。  さらに2014年6月1日以降、他の路線についても、  必要マイル数の大幅アップを実施予定。  アメリカーヨーロッパ、ビジネスクラス往復10万マイル→12万5000マイル  なおデルタは、2012年に必要マイル数を変更。  その際は、太平洋路線を中心に引き上げ。 ○ユナイテッド、デルタともに、ビジネス、ファーストクラスのマイル数の  引き上げは、フルフラット座席、どこからでも通路に出られる座席配置など、  両クラスの改善のためと説明。 ○ユナイテッド航空のマイル数の引き上げは、2008年以来。 ○エコノミーを含む必要マイル数の増加については、  航空各社は航空券価格の上昇の結果と説明。  全世界的には景気の回復を受け、上級クラスの利用が増加。  それに伴い航空券価格も上昇している。 ○世界の航空会社は、座席の供給数を絞って、  稼働率を高め、運賃を維持または高めてきた。  それが奏功し、航空券価格は上昇気味。  稼働率が高まったため、特典航空券に回せる座席が減少。 ○必要マイル数が減っているのは、日本ーオーストラリアの  エコノミークラス片道25000マイルが22500マイルに。  往復50000マイルが45000マイル。


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