どうやら、少なくとも年内いっぱいまでは今の職場で仕事ができそうな状況になり
経済的にもひと頃に比べると安定してきているということで。
これまで控えていたクレジットカードへの申し込みを、
およそ7年ぶりに、復活することに決めました。
そのクレジットカードというのが、JR東日本が出している「ビューカード」ブランドの
ひとつで、「大人の休日倶楽部ミドルカード」というもの。
あ、これ、誰にでも勧められるカードではありません。何しろ、年齢制限がありまして。
ミドルだと男性50歳~64歳、女性50歳~59歳、
ジパングだと男性65歳以上、女性60歳以上が入会資格になってしまうのです。
まあ私は、すでにミドルの入会資格年齢に達しているわけなんですが(苦笑)
で、星の数ほどあるクレジットカードの中から、なぜこれを選んだのかというと
そこには、私の日常生活に大いに密着している交通系電子マネー「Suica」の存在が
あるんですね。
最寄り駅がJR東日本のSuicaエリアに位置する関係もあって、私は早い時期からSuicaを
使っていましたが、トラベルライター専業だった頃は、取材へはカメラマンの車で
行く場合がほとんどで、電車はそのカメラマンとの待ち合わせ場所や、雑誌の出版社へ
打ち合わせに行くときに乗るくらい。
ですから、そんなにガツガツすることもなく、余裕のあるときに現金でチャージをして
必要に応じて自動改札にタッチして乗車、という感じで使ってました。
そして2004年の秋から副業として会社勤めをするようになり、久々に定期券が必要に
なったので、手持ちのクレジットカード(JAL・VISA、ANA JCB、DCマスターなど)で購入。
それによってカードのポイントやマイルをためるようになったのです。
ただし相変わらず、Suicaへのチャージにはビューカード以外のクレジットカードは
使えませんでした。
もちろん、Suica付きのクレジットカード「ビュー・スイカカード」の存在は
以前から知っていて、いずれは持ちたい、特にJALとの提携カードである
「JALカードSuica」には、登場時から目をつけ、早くVISA対応のが出ないかなと
(私はJALはVISA、ANAはJCBとカップリングするというふうに決めていた)
待ち焦がれていたのですが、現在に至るまでJCBブランド以外の「JALカードSuica」が
出てくる気配はなく。
そのうちに、モバイルSuicaなるものが登場。
カード式と同様、当初はビューカードからしかSuicaへのチャージが
できなかったんですが、2006年10月から、ほかのクレジットカードでもチャージが可能に。
しかし、私自身が「おサイフケータイ」に対応した携帯電話を持つようになったのが
2007年6月でしたから、それまでは利用しなかったんですけどね。
そして、「モバイルSuica」を手に入れたとたん。
当時は、ビューカード以外のクレカを紐付けた場合でも、年会費が無料だったので
心おきなくJAL・VISAカードを紐付けカードにして、こまめにSuicaチャージ、
同時にJALマイルもゲット。
定期券までモバイルSuica定期券に換えて、携帯電話のフェリカマーク部分を
自動改札機にタッチして会社に通う日々が続いたのです。
しかし、そんな日々も、ほどなく終わりを迎えることに。
2010年7月請求分より(おおむね2010年5月16日以降のチャージ分より)
SuicaチャージによるJALマイルの付与サービスが終了してしまったのです。
大あわてで、モバイルSuicaから退会を決め、定期券は以前のカード式に戻すことに。
しかし、定期券をクレジットカードで買う分には、マイルやポイントはたまるのですが
Suicaチャージについては、手持ちのクレジットカードでマイルやポイントをためるのは
諦めなければならない羽目に。
ですから定期券区間外については、現金によるチャージや、ポイントサイトのポイントを
Suicaポイントに交換したりして、Suicaを賄い、運賃に充ててきました。
こういう状況ですから、Suicaについては、いくら魅力的なキャンペーンを
行なっていたとしても、買い物に使うのがもったいなく。
さらに仕事が不安定、収入も激減、もちろん新しくクレジットカードを申し込むという
余裕もないという状況が続いておりましたので、現金チャージすら控えるようになり、
極力、ネットマイルやPeXなどポイントサイトからの交換に徹し。
一時期は、虎の子のANAマイルをSuicaに換えたこともありました。
特典航空券に換えるつもりだったのに、ここまで追いつめられた経済状況を嘆き、
運命を恨んだことも数知れません。
でも。今年に入ってようやく、仕事も経済状況も復調の兆しが。
通勤にはJR区間を含む定期券を使うし、定期券区間外に電車で行くことも少なくないし
何より、3年前に母が他界して以来とみに、JR東日本エリアにある実家に行く機会も
増えてきて(ダンナの運転する車で行くことが多いですが、私ひとりで鉄道で行ったり
ふたりで行く場合もダンナの仕事の都合などで、新幹線を利用することもありますから)。
そして、トラベルライターとして復活のあかつきには、もちろん、国内のJR線を
使うことも出てくるでしょう。
それを見越して私は、JR東日本のクレジットカード「ビューカード」を持つことを
真剣に検討し始めたのです。
で、ビューカードといってもいろんな種類があるけど、どれを選ぼうか。
当然候補に挙がったのは、「JALカードSuica」、そして「ANA Visa Suicaカード」ですが
すでにJALカード、ANAカードとも他ブランドで持っていて、これ以上カードを増やしても
マイルをためるには、かえって効率がよくないなと思い。
かといって、手持ちの航空系カードをSuica付きビューカードに切り換えてしまうのも
いろんなしがらみがあって、決心が付きませんでした。
*特にJALカードは、ゴールドカードを手放すことになってしまうし
いろいろ調べるうちに、あるポイント本で、「大人の休日倶楽部カード」の
ポイント付与率が、ハンパないことを知ったのです。
私が申し込める「大人の休日倶楽部ミドルカード」の場合、年会費は2,500円
(初年度無料)。JR東日本の駅できっぷなどを買った場合、1,000円で6ポイント
(それ以外のお店では1,000円で2ポイント)のビューサンクスポイントが貯まり
貯まったポイントは、Suicaへのチャージに使えます(400ポイント→1,000円分)。
もちろんビューカードですから、Suicaへのクレジットチャージも可能で
その場合も1,000円で6ポイントのビューサンクスポイントを貯めることができます。
ここまでは、「大人の休日倶楽部カード」以外のビューカードもほぼ共通なのですが…。
「大人の休日倶楽部ミドルカード」のさらなる特徴といえば、まずは、
JR東日本やJR北海道を201キロ以上利用の場合、5%割引になること
(回数無制限。ただし一部列車、GW・旧盆・年末年始期間を除く)。
*「大人の休日倶楽部ジパングカード」ではなんと30%割引に
そして、大人の休日倶楽部にはプレミアメンバーズサービスという
独自の会員サービスがありまして。
こちらはJRの利用で、ビューサンクスポイントとは別にプレミアポイントというのが
付くもので、たとえば定期券や回数券だと1,000円で1ポイント、定期券や回数券を除く
JRのきっぷやびゅう国内旅行商品、Suicaチャージなどだと1,000円で5ポイント付与。
毎年1月1日~12月31日のプレミアポイントにより、1,500ポイント以上貯まると
翌年の4月1日から1年間の特典が受けられます。
その特典の本領が発揮されるのが、プレミアポイントが3,000ポイント以上の場合。
グリーン車アップグレード券や車内販売利用券がもらえるのも嬉しいのですが、
なんといっても、ビューサンクスポイントのボーナスポイントが3倍から5倍にアップ。
つまり、JR東日本の駅できっぷなどを買った場合、1,000円で10ポイントの
ビューサンクスポイントが貯まることになり、ポイント還元率が大幅アップ!
*ビューカードは通常でもポイント還元率1.5%と高めなのに、プレミアポイントが
3,000ポイント以上の特典が付くと、なんと還元率2.5%に!
まあ現在の私の使い方の場合、1年間で1,500ポイント以上のプレミアポイントを
貯めるのさえ、かなり難しい状況にあるのですが、将来的にプレミアポイントを
大量に加算する機会があれば、大いに特典を享受したいと思っております。
いずれにせよ、年齢的にも条件をクリアしたことだし(苦笑)、
「大人の休日倶楽部ミドルカード」を申し込むことに決め、最寄りのJR駅で
申込書付きパンフレットを手に入れ、8月下旬、本人確認書類とともに
郵送で申し込みました。
折しも、半年単位で定期券を購入している人たちにとっては、そろそろ更新の時期。
「ビューカードで定期券を購入するとポイントが付きます!」などの広告が
目立つようになってきていましたし、半ば急かされるように。
*現在、「大人の休日倶楽部ミドルカード」を含む一部のビューカードでは
WEB入会限定で、最大3,000円~5,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンを
10月31日まで実施中! 「大人の休日倶楽部ミドルカード」の場合、最大5,000円相当の
ポイントがもらえるのですが、WEB入会であっても、本人確認書類は郵便で送る必要が
あるため、一緒に送ったほうが面倒がないと思い、あえて郵送にしました。
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